データの基本

原稿データ作成ガイド

アプリケーション別のご対応について

印刷用アプリケーション

たれまくで対応可能なアプリケーションのご案内。基本的には印刷データ作成用ソフトの[adboe illustrator]を利用して印刷を行っております。

Adobe-ソフト

その他ご入稿可能なデータ形式

上記の印刷用ソフト以外のMicrosoft Officeのソフトや画像データ形式でもご入稿可能です。ただ、これらのデータ形式でご入稿の場合は当店にてデータを元に印刷用原稿の作り直しをさせて頂きます。データの変換はあくまで似た物の作成となります。色目や一部表現などは変わる場合がございます。

office-データ形式

上記以外のデータ形式[一太郎やラベル作成ソフト、3Dソフトなど]や画像作成ソフトなどを利用してデータを作成の場合でも[JPG][PNG]などの画像化したデータをお送り頂きましたらご対応可能です。

officeアプリケーションデータでご入稿の際の注意点

officeデータはそのまま印刷する事が出来ません。

officeアプリケーション内で使用された特殊加工はデータ変換の際、同じ表現が出来ない場合がございます。

WordやExcel、PowerPointで制作されたデータの印刷の場合、ご入稿されたデータは当店にて印刷用データに変換してからの作成となります。変換した原稿は一旦お客様にご確認頂き、校正頂いてからの作成となります。
また、原稿作成の際に文字の3D加工[ワードアート機能]やパターン効果など特殊効果をご使用の場合、印刷用データに変換する際に出来るだけ似た雰囲気の原稿をお作り致しますが同じ表現が出来ない場合がございます。予めご了承くださいませ。

office特殊文字
officeアプリケーションで作成されたデータは印刷した際にお色が変わります。

WordやExcel、PowerPointのアプリケーションのお色の表現はRGBカラーでの表現となっております。実際の印刷物はCMYKカラーでの印字となるため、モニターの画面と比べるとやや暗くなったようなお色の表現となってしまいます。
データお作りの際はご注意ください。
お色の表現の違いについて詳しくはこちらをご覧ください。

データ作成の基本

印刷用データ作成の基本となる項目です。
データ作成に不慣れな方や、横断幕やタペストリーの印刷をご利用いただく方は必ずご確認ください。

画像の解像度について

「画像解像度」とは、その画像がどのくらいの密度で構成されているかを表す数字のことです。
1インチの中に、いくつのピクセル(マス)が並んでいるのかを表しており、1インチあたりのピクセルの数が多いほど、画像解像度が高いといえます。
解像度がたかければ高い程ドットの密度が高くなり、表現がなめらか・細かくなっていきます。この解像度の単位が【dpi】や【ppi】と呼ばれるものとなります。
ではこの解像度「高ければ高い程いいの?」と言うとそうではありません。

画像の解像度

印刷物には適した解像度があり、低いと粗くぼやけたりかすんだ画像となり、また高すぎても出力機器の性能が追いつかず、美しく印刷されません。
例えばインターネット上で使われている画像は一般的に72dpiの物が主流となっておりますが紙や雑誌などの印刷物の場合300dpi~350dpi必要と言われています。
当店で取り扱っている横断幕やタペストリーなどの印刷用の適正な解像度は100%の大きさで150 ~200ppiとなります。適切な解像度の画像を縮小、拡大することでも解像度は変動します。拡大をすると解像度は下がり、縮小すると解像度は上がります。縮小しても、もともと粗いデータの場合、鮮明になることはありません。解像度が上がりすぎても品質が損なわれるため、適切にリサイズをし、使用する100%のサイズで150〜200ppiを目安にし拡大は〜130%くらい、縮小は〜70%くらいを目安にしてください。

例えモニターでキレイに見えていてもインターネット上での一般的な72dpiの画像を印刷した場合、印刷物とした場合解像度が足りず、粗く印字される事があります。

画像データはもともと解像度の低い画像を、サイズを保ったまま高解像度に修正することはできません。例えば、解像度が72dpiの画像を、弊社にて300dpiへ変更し印刷することはできません。

解像度比較

カラーモード[RGBとCMYKの違い]

色の表現には光の三原色と言われる(RGB)と色料の三原色(CMYK)の2種類の表現があります。横断幕、タペストリーなどのインクを使った印刷物はCMYKカラーでの印刷となります。

RGBは光の三原色である[Red:赤][Green:緑][Blue:青]を混色して色を表現しています。RGBは”加法混色”(色を足すと明るくなる)で光を使って混色するため、テレビやパソコンのモニターなどに使われます。インターネットで見る画像やデジカメの画像などこのRGBカラーとなります。
加法混色ではRGBすべての色を足すと白(R=255 G=255 B=255)になります。反対に黒は(R=0 G=0 B=0)で表現できます。

RGB表現

CMYKは色料の三原色である、C:シアン・M:マゼンタ・Y:イエローにK:ブラックを足した、四色を混色して色を表現しています。
CMYKは”減法混色”(色を足すと暗くなる)で、主に印刷物に使われる混色法です。減法混色では理論上、CMYすべての色を足すと黒になりますが、実際みてみるとグレーっぽい黒なので引き締める為に、CMYKではK:ブラックを足しています。

CMYK印刷
当店の商品は印刷物となるので全てCMYKでの印刷となります。

ワードやエクセルなどのデータでご入稿頂いた場合、当店で印刷用データに作成した際に「現物の色がくすんで見える」とご連絡を頂きますがワードやエクセルなどのデータはRGBで表現されており、CMYKで印刷する商品とお色の雰囲気が異なります。

RGB印刷とCMYK印刷
RGBデータでご入稿頂いたデータは当店でCMYKカラーに自動的に変換致します。

RGBカラーのデータをCMYKカラーへ変換するため、お客様のモニター上のお色と印刷後の色合いに差が出てしまい、仕上がりがくすんでしまいます。ご希望の方には色校正(別途費用)のサービスもご用意しております。お色についてご確認ご希望の際はご利用ください。

断裁のずれ。塗り足し・文字切れについて

横断幕やタペストリーなどの商品の制作の際、印刷は商品よりも大きな用紙に印刷されご指定頂いたサイズに四方を断裁や折りこんで仕上げます。その際どうしても多少の断裁のズレが生じる場合がございます。ズレが生じた際に[塗り足し]が無いと商品の隅に白い線が入ってしまいます。

塗り足しイメージ
塗り足しイメージ2

■塗り足しとは
フチ無し印刷(全面印刷)には、上記の断裁ズレが起きた時にずれた分だけ商品の端に白いラインが残ってしまいます。
これを防ぐために仕上がりサイズより外に大きめに裁ち落とされる部分の原稿を塗足しといいます。(原稿に余裕があるので少々ずれても仕上がりがキレイにできます。)

ご希望の商品仕上がりサイズより最低でも3mm以上拡大して背景画像など作成してください。
※イメージ図ではピンク色の線より外の部分になります。
◆横断幕の場合:四方に42mmずつの塗り足しがおススメです
◆タペストリーの場合:上下に40mmずつ塗り足しがおススメです
0.1mmでも紙端に白い部分が出てしまうと、美しい仕上がりとは言えません。高品質な仕上がりをお客様へご提供させていただくためにも、塗り足しの作成をお心がけください。

■文字切れとは
塗足し同様に上記の断裁ズレが起きた時に仕上がり線のギリギリに配置された文字が切れてしまう事です。
ずれた分だけ文字が欠けてしまう為、可読出来ない文字になる恐れがあります。これを防ぐために仕上がりサイズより5mm程内側に文字など切れては困る図柄をお入れください。
また、横断幕の場合四方に縫製やハトメ加工が入る為、文字などは40mm程内側に、タペストリーは上下の袋縫いスペース40mm内側に入れて作成する事をおススメしております。

横断幕の印字範囲
タペストリーの印字範囲

著作権の印刷について

ネットなどで取得した画像やイラストなどを印刷する場合「著作権」や「肖像権」などがございます。印刷をご希望の際は十分ご注意くださいませ。

◆著作権とは
自分の考えや気持ちを作品として表現したものを「著作物」、著作物を創作した人を「著作者」、著作者に対して法律によって与えられる権利のことを「著作権」と言います。著作物を利用する場合は、著作権を持っている人からの利用許可が必要となります。
必要な許諾を受けずに、他人の著作物を利用する事は著作権法の侵害となり、刑罰が科せられる場合があります。

◆肖像権とは
人が自己の肖像を、みだりに写真に写されたり絵に描かれたりしない権利と写されたり、描かれたりした自己の肖像を、他者に勝手に使用されない権利。タレントやプロスポーツ選手・政治家などについては、肖像権が保護されている為、侵害した場合は 罰則が適応される事があります。